MENU
  • ホーム
  • 霊園を探す
  • 施工事例
  • お役立ち豆知識
  • お問い合わせ
  • 和光について
    • 和光について
    • 会社概要
株式会社和光
  • ホーム
  • 霊園を探す
  • 施工事例
  • お役立ち豆知識
  • お問い合わせ
  • 和光について
    • 和光について
    • 会社概要

通話料無料 9:00~17:30
 0120‐66‐4114

お問い合わせはこちら
株式会社和光
  • ホーム
  • 霊園を探す
  • 施工事例
  • お役立ち豆知識
  • お問い合わせ
  • 和光について
    • 和光について
    • 会社概要
  1. ホーム
  2. 記事
  3. 樹木葬
  4. 樹木葬のトラブル完全ガイド|後悔した事例15選と失敗しない対策ポイント

樹木葬のトラブル完全ガイド|後悔した事例15選と失敗しない対策ポイント

投稿日:2025年4月25日

目次

  • 樹木葬とはどんなお墓?基本の概要と現状
  • 樹木葬で起こりうる主なトラブル15選
  • 1. 想定より費用がかかり後悔
  • 2. 霊園の立地が悪くお参り困難
  • 3. 樹木や墓所の管理負担でもめた
  • 4. 納骨後に遺骨を取り出せない
  • 5. 親族の反対・理解不足によるトラブル
  • 6. お線香やお供えができないと知らなかった
  • 7. 霊園の環境や景観が想像と違った
  • 8. 他の利用者とのトラブル
  • 9. 契約内容の理解不足による後悔
  • 10. 埋葬人数の制限に気づかなかった
  • 11. 管理者の変更や霊園の閉鎖リスク
  • 12. 墓標やプレートの劣化問題
  • 13. 樹木の生育不良や枯死
  • 14. 宗教・宗派に関する問題
  • 15. ペットとの合葬ができないと知らなかった
  • 後悔しないための対策・確認ポイント10選
  • 1. 費用の内訳と追加費用を明確に確認する
  • 2. 複数の霊園を見学し比較検討する
  • 3. 家族と十分相談しお互い納得してから選ぶ
  • 4. 契約内容を細部まで確認し疑問は解消する
  • 5. お参りのしやすさと方法を具体的に確認する
  • 6. 樹木葬の種類と特性を理解して選ぶ
  • 7. 運営母体の安定性と実績を調査する
  • 8. 樹木や植栽の管理方針を確認する
  • 9. 埋葬方法と改葬可能性を明確にする
  • 10. 樹木葬以外の供養方法も検討する
  • 樹木葬のメリット・デメリット比較
  • メリット
  • デメリット
  • 樹木葬に向いている人・向かない人
  • 樹木葬に向いている人
  • 樹木葬に向かない可能性がある人
  • まとめ ~後悔しない樹木葬のために~
近年、「自然に還りたい」「後継者に負担をかけたくない」などの理由から樹木葬を選ぶ方が増えています。しかし、従来の墓石とは異なる新しい供養方法であるため、事前に知っておかなければ後悔することもあります。本記事では、樹木葬で起こりうるトラブル事例と対策、後悔しないための選び方のポイントを詳しく解説します。樹木葬選びの参考にしていただき、安心して自然に眠るための準備にお役立てください。

樹木葬とはどんなお墓?基本の概要と現状

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標として遺骨を埋葬する供養方法です。自然に還る循環型の埋葬スタイルとして注目されており、墓石を建てる一般墓に比べて費用が抑えられる点や、永代供養として管理されるため後継者の心配がない点が特徴です。

樹木葬には主に3つの種類があります。
種類 特徴 立地
里山型 山林や自然の多い場所で、自然のままの状態で供養する 郊外・山間部
公園型 公園のような整備された環境で、木々や草花に囲まれて眠る 都市近郊
ガーデニング型 庭園のように美しく整えられた空間で、花や低木を墓標とする 都市部
日本における樹木葬は1999年に岩手県の知勝院で始まり、2024年の調査によると、お墓を購入する人の約半数が樹木葬を選択するほど人気が高まっています。少子高齢化社会の進行や価値観の多様化に伴い、従来のお墓の継承に不安を感じる方にとって、樹木葬は大きな選択肢となっています。

樹木葬で起こりうる主なトラブル15選

樹木葬を契約した後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、よくあるトラブル事例を紹介します。事前に知っておくことで、失敗を防ぐことができるでしょう。

1. 想定より費用がかかり後悔

樹木葬は一般墓より安いというイメージがありますが、実際には立地や種類によっては思ったより費用がかかる場合があります。2024年の調査によると、樹木葬の平均費用は63.7万円となっています。

埋葬方法によって費用相場は大きく変わります:
- 合祀型(遺骨を他の方と一緒に埋葬):5万円~20万円
- 個別型(個別区画に埋葬):15万円~60万円
- 家族型(家族で一つの区画を使用):20万円~80万円

特に問題となるケースとして、次のようなものがあります:

- 年間管理費が別途必要だった:契約時には説明されなかった年間管理費(約3,000円~1万円)が発生する場合があります。
- 埋葬料が追加で必要:家族を後から埋葬する際に、1人あたり1万円~3万円の埋葬料が必要になることがあります。
- 想定外のオプション費用:彫刻料(銘板料)が別途3万円~15万円かかるケースもあります。

2. 霊園の立地が悪くお参り困難

「自然の中で眠りたい」と思い里山型の樹木葬を選んだものの、実際にはアクセスが非常に悪く、高齢の家族がお墓参りに行くのが困難になったというトラブルが少なくありません。

具体的な事例:
- 最寄り駅から徒歩30分以上かかる
- 急な坂道や山道を通らなければならない
- 公共交通機関がなく、車がないと行けない
- 冬季や雨天時にはほぼアクセス不可能

これにより、「お墓参りの頻度が減ってしまった」「高齢の親が訪れられなくて後悔している」という声が多く聞かれます。

3. 樹木や墓所の管理負担でもめた

樹木葬は自然に囲まれた環境が魅力ですが、その分の管理問題も発生します。特に以下のようなトラブルが報告されています:

- 枯れ葉の掃除が必要:特に秋になると大量の落ち葉の清掃が必要になるケースがあります。
- 管理範囲が明確でない:どこまでが自分たちで管理すべき範囲なのか不明確で、霊園側とトラブルになる場合があります。
- 家族間での管理分担問題:「誰が掃除に行くか」で親族内でもめるケースも少なくありません。
- 他の区画への落ち葉問題:自分の区画の樹木から落ちた葉が他の方の区画に入り、クレームになることもあります。

里山型の樹木葬では、「自然のありのままの姿」を大切にする方針のため、あえて手入れをしない場所もあります。このような管理方針の違いを事前に確認していないと、「荒れている」と感じてしまうこともあるでしょう。

4. 納骨後に遺骨を取り出せない

樹木葬の中でも特に合祀型の場合、一度埋葬すると遺骨を取り出すことができなくなります。「後から普通のお墓に移したい」と思っても改葬ができず、後悔するケースがあります。

特に問題となるのは:
- 合祀型で埋葬すると、他の方の遺骨と混ざってしまうため個別に取り出せない
- 個別型でも、契約内容によっては一定期間後に合祀される場合がある
- 契約時にこの点を十分理解していなかったことによるトラブル

「将来的に家族のお墓に入れたい」「別の場所に移したい可能性がある」場合は、合祀型の樹木葬は選択肢から外すか、改葬可能な期間を確認することが重要です。

5. 親族の反対・理解不足によるトラブル

樹木葬はまだ比較的新しい供養方法のため、特に高齢の親族から理解を得られずにトラブルになるケースが多くあります。

具体的な事例:
- 「先祖代々のお墓を継がないのか」と批判される
- 「お墓がないなんて供養として不十分」と思われる
- 「遺骨が土に還ることに抵抗がある」という意見がある
- 本人の希望で樹木葬にしたが、残された家族が反対して親族間でもめる

特に本人は樹木葬を希望していても、葬儀や埋葬を実際に執り行うのは残された家族です。家族の理解を得ないまま決めてしまうと、後々大きなトラブルになる可能性があります。

6. お線香やお供えができないと知らなかった

樹木葬では、火災予防や環境保護の観点から、お線香やお供え物を制限している場所が多くあります。このことを知らずに契約し、従来のお墓参りができないことに後悔する例が少なくありません。

制限の具体例:
- 火気の使用禁止:線香やロウソクの使用ができない
- お供え物の制限:花や食べ物などが置けない
- お参りスペースの共有:個別の祭壇がなく、共同のお参りスペースしかない

「大好きだった故人に手料理をお供えしたい」「線香をあげてゆっくり手を合わせたい」といった従来のお墓参りのスタイルを望む場合は、これらの制限が大きなストレスになることがあります。

7. 霊園の環境や景観が想像と違った

パンフレットやウェブサイトで見た写真と、実際の樹木葬の環境が大きく異なり、イメージギャップに後悔するケースもあります。

具体的な事例:
- 季節による景観の変化:写真は春や夏の美しい時期のもので、冬は寂しい景観になる
- 周辺環境の問題:近くに工場や住宅地があり、静寂な環境ではなかった
- 樹木の成長による変化:植えたばかりの若木が数年後に大きく育ち、想定外の風景になる
- 手入れ状況のギャップ:実際の管理状態が想像より行き届いていない

特に里山型の樹木葬では「自然のまま」という概念が強いため、人工的に整えられた公園のような美しさを期待していると、がっかりすることもあります。

8. 他の利用者とのトラブル

樹木葬は比較的狭いスペースに多くの方が眠る形式のため、他の利用者との関係でトラブルが生じることがあります。

具体的な事例:
- 参拝時間の重複:お彼岸やお盆などの時期に混雑し、ゆっくり参拝できない
- マナーの違い:他の利用者の振る舞いに不満を感じる
- 共有スペースの使い方:花や供物の置き方などで意見が分かれる
- 音や話し声の問題:静かに参拝したい人と、賑やかに故人を偲びたい人との衝突

特に個別区画ではなく共同利用タイプの樹木葬では、これらのトラブルが発生しやすくなります。

9. 契約内容の理解不足による後悔

契約時に重要事項をよく確認せず、後から「聞いていなかった」とトラブルになるケースも多くあります。

具体的な問題点:
- 埋葬期間の誤解:「永代」と思っていたが、実際には数十年の期限付きだった
- 管理範囲の認識違い:どこまでが霊園側の管理か理解していなかった
- 料金体系の複雑さ:初期費用は安くても、長期的には高額になる場合がある
- 契約者以外の埋葬について:家族を後から埋葬する際の条件を確認していなかった

「永代供養」という言葉だけで安心せず、具体的な契約内容をしっかり確認することが重要です。

10. 埋葬人数の制限に気づかなかった

樹木葬では、埋葬できる人数に制限があることが一般的です。この点を見落として後悔するケースがあります。

具体的な事例:
- 「家族で入れる」と思っていたが、実際には1人分または夫婦2人分の契約だった
- 後から家族を追加埋葬しようとしたら、区画の容量限界で断られた
- 埋葬できる人数を増やすには追加料金が必要だと後から説明された

一般墓ではカロート(納骨室)の大きさによりますが比較的多くの遺骨を納められるのに対し、樹木葬では物理的なスペースや契約上の制限がより厳しいことが多いです。

11. 管理者の変更や霊園の閉鎖リスク

特に小規模な民間霊園や新興の樹木葬施設では、経営状況の変化により将来的に管理が行き届かなくなるリスクがあります。

考えられるリスク:
- 運営会社の倒産による管理の停止
- 所有者変更による管理方針や費用体系の変更
- 寺院の住職不在による管理体制の崩壊
- 長期的な維持が困難になることでの閉鎖

「永代供養」を謳っていても、実際に数十年、数百年と続くかどうかは保証がありません。運営母体の安定性や歴史も重要な選択基準となります。

12. 墓標やプレートの劣化問題

樹木葬では、故人の名前を刻んだプレートや標識が風雨にさらされるため、劣化が進みやすいというトラブルもあります。

具体的な問題:
- 木製のプレートが数年で腐食してしまった
- 金属プレートの文字が消えてしまった
- 雨や雪の影響で墓標が傾いたり壊れたりした
- メンテナンスが行き届かず、何の墓標か分からなくなってしまった

特に自然環境が厳しい場所では、これらの劣化が早く進むことがあります。定期的な点検やメンテナンス体制があるかどうかも確認すべきポイントです。

13. 樹木の生育不良や枯死

樹木葬の墓標となる樹木自体が枯れてしまうというトラブルもあります。

具体的な事例:
- 植えた樹木が病気や環境不適合で枯れてしまった
- 台風や豪雨で樹木が倒れてしまった
- 害虫被害で樹木の状態が悪化した
- 樹木の根が想定以上に広がり、区画を超えて問題になった

このような場合、樹木の植え替えや対応策が契約に含まれているかどうかを事前に確認することが重要です。

14. 宗教・宗派に関する問題

樹木葬は一般的に宗教・宗派を問わないとされていますが、実際には特定の宗教法人が運営する樹木葬では、宗教的な制約があることもあります。

具体的な問題:
- 檀家になることが条件だと後から分かった
- 特定の宗派の作法でのみ供養が行われる
- 他宗派の僧侶による読経ができない
- 入壇料や管理費の名目で追加費用が発生する

「樹木葬だから自由」と思い込まず、運営母体の宗教的背景や条件を確認することが重要です。

15. ペットとの合葬ができないと知らなかった

「ペットと一緒に埋葬したい」という希望を持つ方は多いですが、すべての樹木葬がペット合葬に対応しているわけではありません。

具体的なトラブル:
- ペット合葬可能だと思っていたが、実際には不可だった
- ペットの遺骨を後から持ち込もうとして断られた
- ペット合葬のためには追加料金が必要だった
- 特定のペット(大型犬など)は受け入れてもらえなかった

ペット合葬を希望する場合は、明確にその点を確認した上で契約することが大切です。

後悔しないための対策・確認ポイント10選

樹木葬で後悔しないためには、契約前にしっかりと以下のポイントを確認しておくことが重要です。これらを押さえておけば、多くのトラブルを事前に回避できるでしょう。

1. 費用の内訳と追加費用を明確に確認する

樹木葬の費用は一見シンプルに見えますが、実際にはさまざまな項目があります。以下の点をしっかり確認しましょう。

確認すべき項目:
- 初期費用に含まれるもの:永代使用料、埋葬料、プレート代などが含まれているか
- 年間管理費の有無:毎年の管理費が必要か、一括払いできるか
- 追加埋葬の費用:家族を後から埋葬する場合の費用はいくらか
- 改葬時の費用:万が一改葬する場合の費用や手続き

「年間管理費不要」と謳っていても、実際には別の名目で費用が発生する場合もあるので、契約書や説明をよく確認しましょう。

費用がかさむ主なポイント:
- 都市部の立地(郊外より高額になりがち)
- 個別区画型(合祀型より高い)
- 豪華なデザイン墓標(シンプルなものより高額)

2. 複数の霊園を見学し比較検討する

樹木葬を選ぶ際は、必ず複数の霊園を見学し、比較検討することが大切です。

見学時のチェックポイント:
- アクセスの良さ:公共交通機関はあるか、駐車場は完備されているか
- 周辺環境:静かで落ち着いた環境か、周囲に不快な施設はないか
- 管理状態:清掃や植栽の手入れはしっかりされているか
- バリアフリー対応:高齢者や障害のある方でも訪問しやすいか

現地見学では資料やウェブサイトでは分からない実際の雰囲気や、利用者の様子も確認できます。可能であれば異なる季節に複数回訪問することで、四季の変化も把握できるでしょう。

運営実績や口コミ・評判も重要な判断材料です。長年の実績がある運営母体かどうか、利用者の評判はどうかも調べておきましょう。

3. 家族と十分相談しお互い納得してから選ぶ

樹木葬の選択は、残される家族にも大きく関わることです。事前に家族と十分に話し合いましょう。

相談のポイント:
- 樹木葬を選ぶ理由や背景をしっかり説明する
- 家族の懸念点や不安を丁寧に聞き取る
- 一緒に霊園見学に行き、実際の様子を見てもらう
- 宗教的な価値観も尊重し、折り合いをつける

特に両親や高齢の親族は従来の墓石型のお墓に対する思い入れが強い場合があります。「自分のことだから」と独断で決めてしまうのではなく、丁寧な説明と対話を重ねることが大切です。

場合によっては、樹木葬と従来型のお墓の「両方」を選ぶ折衷案も考えられます。例えば、先祖代々のお墓はそのまま守りつつ、自分たち夫婦は樹木葬を選ぶなどの方法もあります。

4. 契約内容を細部まで確認し疑問は解消する

契約前に、以下の重要ポイントを必ず確認しましょう。

確認すべき事項:
- 埋葬の形態:合祀型か個別型か、骨壺のまま埋葬するのか
- 使用期間:永代か一定期間後に合祀されるのか
- 管理内容:どこまでが霊園側の管理範囲か
- お参りの方法:お線香やお供え物の可否、参拝時間など
- 将来の改葬可能性:必要になった場合、遺骨を取り出せるか

不明点があれば必ず質問し、口頭での説明だけでなく書面で確認することが重要です。「後で聞けばいい」と思わず、契約前にすべての疑問を解消しておきましょう。

また、契約書や重要事項説明書はしっかり読み、理解しておくことが大切です。分かりにくい専門用語があれば、担当者に説明を求めましょう。

5. お参りのしやすさと方法を具体的に確認する

樹木葬でのお墓参りは、従来のお墓とは異なる点が多くあります。以下の点を確認しておきましょう。

確認すべきこと:
- アクセス方法:最寄り駅からの交通手段、所要時間
- 参拝可能時間:年中無休か、時間制限はあるか
- 供養方法の制限:お線香、お花、お供え物などの可否
- 雨天時の対応:雨よけの設備はあるか
- 冬季の対応:雪道の管理や除雪はされるか

特に高齢の家族がお参りに行くことを考えると、アクセスの良さや参拝環境は重要です。最低でも年に1~2回は無理なくお参りに行ける場所を選ぶことを推奨します。

6. 樹木葬の種類と特性を理解して選ぶ

樹木葬にはいくつかの種類があり、それぞれ特性が異なります。自分の希望に合ったタイプを選びましょう。
種類 特徴 向いている人
里山型 自然な環境、比較的安価 自然志向が強く、アクセスを重視しない人
公園型 整備された環境、アクセスが良い バランスを重視する人、定期的にお参りしたい人
ガーデニング型 美しい庭園、洗練された雰囲気 見た目の美しさを重視する人、都市生活者
また、埋葬方法による違いも理解しておきましょう:

- 合祀型:最も安価だが、個別のお参りはしづらい
- 個別型:一人ずつ区画があり、従来のお墓参りに近い形でお参りできる
- 家族型:家族で一つの区画を使用できる

自分の価値観や予算、家族の希望などを総合的に考慮して最適なタイプを選びましょう。

7. 運営母体の安定性と実績を調査する

樹木葬を運営する母体の安定性と実績は、長期的な管理の質に直結します。以下の点を確認しましょう。

確認すべきポイント:
- 運営年数:長年の実績があるか
- 運営母体の種類:公営、寺院、民間企業のどれか
- 財政状況:安定した経営が続いているか
- 法的認可:適切な許可を得ているか

特に民間企業が運営する場合は、長期的な運営計画や万が一の際の対応策(信託など)が用意されているかも確認するとよいでしょう。

公営霊園は比較的安定していますが、募集が少なく競争率が高いことが多いです。寺院は宗教的な基盤があり安定している場合が多いですが、宗派による制約がある場合もあります。

8. 樹木や植栽の管理方針を確認する

樹木葬の大きな特徴である植栽の管理方針は、霊園によって大きく異なります。

確認すべきポイント:
- 樹木の選択:選べる樹種はあるか、成長速度や寿命は
- 管理方針:自然に任せるのか、定期的に手入れするのか
- 樹木が枯れた場合:植え替えなどの対応はどうなるか
- 利用者側の管理範囲:清掃など利用者が行うべきことはあるか

自然そのままの姿を好むか、整えられた美しい環境を好むかによって、選ぶべき霊園も変わってきます。自分の価値観に合った管理方針を持つ霊園を選びましょう。

9. 埋葬方法と改葬可能性を明確にする

一度埋葬したあとの取り扱いについても、事前に確認しておくことが重要です。

確認すべきポイント:
- 埋葬の形態:骨壺のままか、遺骨を直接土に触れさせるのか
- 合祀までの期間:個別管理期間はどれくらいか
- 改葬の可否:必要になった場合に取り出せるか
- 費用や手続き:改葬する場合の費用や手続きはどうなるか

特に「将来的に家族のお墓に入れたい」「別の場所に移したい可能性がある」場合は、改葬ができる個別型の樹木葬を選ぶことをお勧めします。

10. 樹木葬以外の供養方法も検討する

樹木葬だけでなく、他の供養方法も含めて比較検討することで、より自分に合った選択ができます。

比較検討すべき供養方法:
- 永代供養墓:従来型の墓石で永代供養してもらうタイプ
- 納骨堂:屋内で遺骨を保管するタイプ
- 散骨:海や山に遺骨を撒く方法
- 手元供養:小さな骨壺やペンダントなどに少量の遺骨を入れる方法
- 樹木葬型永代供養墓:樹木葬と墓石の良いところを組み合わせたハイブリッド型

それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、自分の価値観や状況に最も合った供養方法を選ぶことが大切です。「樹木葬が良いと聞いたから」という理由だけでなく、本当に自分に合っているのかを見極めましょう。

樹木葬のメリット・デメリット比較

樹木葬を選ぶ前に、そのメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。以下にまとめました。

メリット

- 費用が比較的安価: 墓石を建てる必要がないため、一般墓と比べて費用を抑えられます。特に合祀型樹木葬では5万円~20万円程度から始められるものもあります。
- 永代供養で継承者不要: 寺院や霊園が永代にわたって管理してくれるため、後継者がいなくても安心です。
- 自然に囲まれた環境: 樹木や草花に囲まれた、明るく開放的な雰囲気で眠ることができます。
- 宗教・宗派を問わない場合が多い: 特定の宗教や宗派に縛られず、自由な供養ができる点も魅力です。
- 環境に優しい: 自然に還る循環型の埋葬方法であり、環境配慮の観点からも支持されています。
- 管理の手間が少ない: 墓石のように定期的な掃除や手入れが少なく、遠方に住む家族の負担が軽減されます。

デメリット

- お参りの制約: お線香やお供え物が制限される場合が多く、従来のお墓参りとは異なります。
- アクセスの問題: 特に里山型では立地が不便な場所も多く、定期的なお参りが難しい場合があります。
- 遺骨の取り出し制限: 特に合祀型では一度埋葬すると取り出せなくなります。
- 家族や親族の理解: 従来のお墓の概念と異なるため、家族や親族の理解を得ることが難しい場合があります。
- 季節や天候の影響: 屋外の環境のため、季節や天候によって参拝環境が大きく変わります。
- 運営の安定性: 比較的新しい供養形態のため、長期的な運営の安定性に不安がある場合もあります。

これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、自分や家族にとって何が重要かを考慮し、選択することが大切です。

樹木葬に向いている人・向かない人

樹木葬に向いている人

- 自然志向が強い方: 自然に還る循環型の埋葬に共感できる方
- 後継者がいない、または継承を負担に感じさせたくない方: 子どもがいない方や、子どもに負担をかけたくない方
- 費用を抑えたい方: 墓石購入や維持管理にかかる費用を抑えたい方
- 形式や慣習にとらわれない方: 従来の墓石型のお墓にこだわりがない方
- シンプルで明るい供養を望む方: 開放的で明るいイメージの供養を希望する方
- 環境問題に関心が高い方: 環境負荷の少ない葬送を選びたい方

樹木葬に向かない可能性がある人

- 従来の墓参りのスタイルを重視する方: お線香をあげたり、お供え物をしたりという従来のお墓参りを大切にする方
- 先祖代々のお墓を重視する家庭: 家の継承や先祖供養を重視する価値観の強い家庭
- 頻繁にお参りに行きたい方: 特に立地が不便な里山型の場合、頻繁な訪問が難しいケースも
- 個別の墓所を希望する方: 他の方と共同のスペースではなく、家族だけの区画を強く希望する方
- 将来的に改葬の可能性がある方: 後々別の場所に移したい可能性がある方

自分や家族がどのタイプに当てはまるかを考え、適切な選択をすることが後悔を防ぐポイントです。

まとめ ~後悔しない樹木葬のために~

樹木葬は、自然に還る循環型の埋葬方法として、また後継者の負担を軽減する永代供養として、多くの方に選ばれています。しかし、従来のお墓とは異なる特徴があるため、十分な理解と準備が必要です。

この記事で紹介したトラブル事例を参考に、以下のポイントをしっかり押さえて樹木葬を選ぶことで、後悔のない選択ができるでしょう。

1. 複数の霊園を実際に見学し、アクセスや環境をしっかり確認する
2. 費用の内訳や追加費用について明確に理解する
3. 埋葬方法や改葬の可能性について確認する
4. 家族としっかり話し合い、理解を得てから決める
5. 契約内容を細部まで確認し、疑問点はすべて解消する

樹木葬は「終の棲家」を選ぶ大切な決断です。焦らず、十分な情報収集と検討を行い、自分らしい最期の場所を選んでください。

最後に、樹木葬について詳しく知りたい方は、複数の霊園の資料を取り寄せ、実際に見学することをお勧めします。資料請求や見学は無料で行えることがほとんどですので、まずは気になる霊園に問い合わせてみましょう。後悔のない樹木葬選びのために、この記事がお役に立てば幸いです。
フッター直前

お問い合わせ

見学予約や資料請求、お墓に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

0120-66-4114
受付時間: 9:00 - 17:30 / 年中無休

資料請求をする

概要

市区町村から探す

埼玉県の市区町村

  • さいたま市
  • 上尾市
  • 富士見市
  • 川口市
  • 川越市
  • 所沢市
  • 新座市
  • 朝霞市
  • 松伏町
  • 蕨市

東京都の市区町村

  • 台東区
  • 文京区
  • 板橋区
  • 足立区

神奈川県の市区町村

  • 海老名市
  • 相模原市

都道府県から探す

  • 埼玉県
  • 東京都
  • 神奈川県

ページ下CTA

0120-66-4114

通話料無料/受付時間09:00~17:30

お問い合わせする
通話料無料/受付時間
09:00~17:30
資料請求する
フッター

株式会社和光

お問合せ・アクセス

TEL:0120-66-4114
住所:〒102-0072
東京都千代田区九段南4-6-13

  • 会社概要
  • 和光について
  • 施工事例
  • お役立ち豆知識
  • 霊園を探す

© 株式会社和光.

目次